夜にお風呂に入らず寝てしまい、朝風呂をした経験がある人は分かるかと思いますが、朝の入浴は何だかスッキリしますよね。特に夏場などは、汗でベタベタした身体がサラッとなるようで、気持ちがいいものです。

この朝のお風呂、またはシャワーは、スッキリと起きるのに有効な手段です。まず、皮膚への刺激で身体が起きます。また、体温が上昇し、血流が良くなることで、自然と頭も冴えてくるのです。

ただし、夜と違って、お風呂やシャワーの温度は熱めにして、さっと浴びる程度でOKです。夜にぬるめのお風呂に入るのは、心身をリラックスさせて眠りに就くためですが、朝は身体を起こすための刺激として入浴するので、長風呂は返って疲れたり、二度寝の原因になってしまいます。

朝シャンという言葉が流行りましたが、これも朝スッキリ目覚めるために理に適っていると言えます。ただ、皮膚への刺激と体温上昇という点では、熱めのお風呂かシャワーをサッと浴びた方が効率的です。

また、睡眠障害になると、うつ状態に陥りやすくなり、お風呂に入るのが億劫になってしまうことがあります。何日も入っていない、という人もザラです。私もその一人でした。夜億劫で入れなくても、朝、その日に用事や外出の予定があると、入らざるを得ません。その時こそチャンスです。長風呂は辛くても、熱いシャワーでチャチャっと入ればいいのですから負担が少なくて済みます。

身体がベタベタで、ニオイもあると、更に憂鬱な気分になってしまうので、睡眠障害とうつ状態をリセットする意味でも、朝風呂、朝シャワーはお勧めの方法です。