日照時間が眠りに関係する?

梅雨や冬になると、日光が雲に遮られてしまう日が続きますよね。雨の日は何となく体がダルいという人もいます。それもそのはず、雨の日や冬は、日照時間が短い、あるいは日の光が弱いからです。

脳が目覚めるには、目からの光が重要になってきます。視覚情報から「朝だ、起きよう」と脳を認識させ、脳が動くことで身体も動き始めます。また、日照時間が少ないと、体温もなかなか上がらず、起きている時の適正体温までいかず、身体が起きにくいという難点があります。

朝日が出ていない曇りの日や雨の日でも、体内時計をリセットするだけに充分な光量があると言われていますが、気分的にどんよりした天気を眺めたくはありませんよね。そんな時は、温かいスープや飲み物で身体を温め、部屋をなるべく明るくしましょう。太陽ほどではありませんが、光が溢れている方が脳が目覚めやすいです。室内灯を付け、テレビでニュースを見るついでに脳を起こしてしまいましょう。

逆に言えば、夜寝る前は部屋を暗くして、テレビも消しておきましょう。光もそうですが、音も脳に刺激になるので、夜寝る前のテレビはお勧めできません。飲み物は、冬は温かいものの方が、寒くて眠れないことを解消してくれます。特に手足が温まれば、寝つきも良くなります。

それから、季節の変わり目も、気温や日照時間が変化するので、体調を崩したり不眠がちになることが多いのです。季節の変わり目はより一層生活リズムに気をつけたいところです。